スーパータマちゃんタイム!
「ほらタマ、約束の奴だ!マニアにはたまらない一品だぞ!」

「(ワクワク)」
ガサゴソガサゴソ・・・




「・・・ビデオディスク?・・・VHD??」

ガシャガシャ。「はいらない」
タマちゃんが困っているぞ!
これは助けてあげねばならない!
VHDはDVDプレイヤーじゃ再生できないよ!
ちょっとまっててねタマちゃん!!
ほら、VHDプレイヤー買ってきたよ!

HD-7500
VictorのVHD初号機らしい
某億で適当に買ってみたよ(競争になって少々高くついたが・・・)
本体は昔ながらの鋼鉄製?でかなり重い・・・10Kgある!
1983年製で定価148,000円!
ちなみにジャンクなので動作未確認・・・

背面
いつもの赤白黄の端子
DどころかS端子さえありません(むしろ赤白黄があることがびっくり)
その代わり昔懐かしいRF出力付!
地デジへ移行したら完全につかえなくなるな・・・
そして見たことの無い端子・・・AHD?

一緒に購入したVHDディスク
B4判並みの大きさ。でけぇ
グーニーズなんて懐かしい
約140円で購入
定価7,800円・・・リーズナブル?

ケースから出したところ
まるででっかいフロッピーディスク
ケースの中なので見えないけど
静電容量方式なので
LD、CDやDVDと違って溝が無いらしい
Video High Density Discと高密度を名乗っていながら
解像度はLDより劣る
またヘッドがディスクに直に触れるため
物理的に劣化する
ただ、家庭で使う頻度でなら
劣化は無視できるレベルらしい

上から見たところ
中に何かが詰まっているようだが
手でいじってもこじ開けられるシャッター類は見当たらない
どうやってヘッドを当てるんだろう

裏面
中央に小窓みたいのがある
VHDは両面ディスクになっている
この小窓から白い線が見えたら
いま裏面がSideBになってるよってことらしい
つまり表面がSideAということだ
中のディスクはどうやって裏返すんだろう?

とりあえず電源を入れてみる
ポチっとな
昔懐かしいネタと思いきや、いまや旬ネタである
電源が入ると
ガッチャンガッチャンと
昔懐かしい機械音が鳴り出した

さっそくディスクを入れてみる
ガッチャン
セットされたような音がするが・・・

・・・んんんんん
奥まで入らないぃ
どうなってんだ。壊れてるのか?
一旦抜いてみる
ガチャン
ん?なんだか軽くなったような?

おおおおお!?
中身がなくなっている!
なんと保護カバーかと思いきや
こいつはキャディだったわけだ
中のディスクは本体の中だ
こんな複雑なギミック
破損率は相当高そう・・・
一般受けしないわけだ


キャディを抜くと同時に
本体は再生をはじめたようだ
ちゃんと映るようだ
25年前もの機械が今でもちゃんと動くことに感動・・・・
日本の技術は世界一ぃ

停止ボタンがないので取り出しボタンを押してみる
ディスクが急ブレーキをかけたような音がしたあと
ガチャコンガチャコンと音を立てて停止した
取り出しランプが点滅している


再びキャディを奥まで差し込むと
ディスクが再びキャディ内に納まりました
よかったよかった
VHDはLDと規格争いをして
一時はLD1社に対してVHD15社の参入と
勢力だけ見ればVHDが圧倒的に有利だったのだが
技術開発にてこずったせいで販売機械を失って
その間にLDがどんどんシェアを伸ばしていった
結局VHDは敗北
カラオケ用途に最後まで残っていたけど
2003年にソフト販売も終了したそうだ
そういう意味ではHD DVDよりまだ息が長かったようだ
キャディの中身を出したり入れたりと
機械的な動きが多くて
機能的にもDVD同様チャプター再生やプログラム再生
スピード可変再生や静止なども出来る
マニア垂涎のハードですよ
わかったかな?タマちゃん!


「・・・なにこれ」
「あ・・・VHDです」
「なにそれ?」
「・・・・・・・・・さぁ(´Д`)」